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読書感想文②

前回、感想文が書けない理由をお伝えしましたが、今回は「読書感想文の書き方」についてお話しします。
「読書感想文②」関連画像

参考文献
「わたしの読書」
山口県読書感想文・感想画入選作品集


①「本は自分に合ったもの、自分が興味ありそうなものを選びましょう」
前回のコラムでも言ったように、楽しく読まないと感想は出てきにくいものです。

②「一番心に残ったことを中心に書いてみよう」
後で見返せるように本に付せんを貼ったり、メモに書いておいて後で見つけやすいようにしておくと良いです。

③「どうしてその本を選んで読んだのかを書いてみよう」
感想文の書き出しに使えますよ。

④「作者はあなたに何を伝えたかったのかを考えてみよう」
その本から自分に得られたこと、気付きを書くときに使えますよ。

⑤「お話の続きや書いていないことを、いろいろ想像してみよう」
「自分だったら〇〇する」や「この後主人公は〇〇しているだろう」など付け足したいことを書くと文字数が稼げますよ。

⑥「本に出てきた人の気持ちを想像してみよう」
「主人公はこの時どんな気持ちかな?自分だったらどんな気持ちになるのかな?」というのを考えてみましょう。

⑦「作者や登場人物、家族や友達などの身近な人にお手紙を出すつもりで書いてみよう」
「相手(読み手)」を意識すると「自分の気持ち」を伝えようと脳が働くので、書く力がUP!!
「読書感想文②」関連画像


色々説明しましたが、主に

「本を読んで心に残ったことや感じたことを書き出し、それに対して自分の思いや考えを書く」

「作者の伝えたかったことを考え書き出す」

「相手(読み手)を意識して文を書く」

この3つを意識して文を書くことが重要だと思います。

文章力が必要な感想文ですが、こればかりはたくさん書いていかないと身に付かないと思います。

低学年の間は親御さんが付き添い、上記の①~⑦を上手に導いてあげ、高学年、中学生以上は上記の主な3つの作業を意識して書いてもらい、文章の肉付けに①~⑦を参考にするなどしていくと良いのではと思います。

今年の夏休み、皆様が良い本に出合えることを期待しています!
「読書感想文②」関連画像


  • 更新時間
  • 2024-07-04 13:27
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