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創成塾ブログ

齋藤孝先生の本③

「勉強することの意味」

目標がはっきりしている人(将来は〇〇になりたい)は、知ることへの興味が強く、学ぶことを嫌ったりはしません。

しかし、多くの人が「勉強なんておもしろくない、きらい」「勉強することに何の意味がある」と思っていると思います。方程式が出来ても、古文が読めても何の意味もないじゃないか、確かにそうですね。

前回のコラムで「頭のよさ=社会適応性の高さ」についてお話ししましたが、成績や点数を上げるためだけの勉強ではなく、「頭をよくする」ためのトレーニングとして勉強をすることをおすすめします。古文や方程式だって「また一つ物知りになれた!」と思えれば、前向きになれますしその前向きな気持ちが自分のやる気を少しでも引き出してくれるでしょう。

そして、運動のトレーニングを続けて出来ないことが急に出来るようになるように、勉強という頭のトレーニングを続けることで、「出来ること、分かること」が増えていきます。それはイコール「自分の可能性を広げること」に繋がるのです。

私たちは何がきっかけで自分のやりたいことが見つかるか分かりません。意味のない勉強だと思っても将来なりたいものに繋がる発見や出会いがあるかもしれないし、なかったとしても「また一つ物知りになれた」と思えば、「自分の可能性を広げることに繋がった」ことになるのです。

「齋藤孝先生の本③」関連画像


齋藤孝先生は、「学ぶことは、自分のなかに『多様性の森』を育てることだ」と仰っています。「多様性の森」とは、種類の異なる色々な木を育てるという意味です。
一種類の木だけが生えた森に、もしその種類の木を枯らす虫が大量発生したらその森は一気にだめになってしまいます。
しかし、色々な種類の木が生えている森は全滅しません。あれがだめでもこれがある、つまり「ある考え方がだめでも別の考え方なら大丈夫」
というのが多様性の強みです。そんな多様な森を自分の中に育てていくこと、それが勉強の目的だと齋藤先生は仰っています。

すごく説得力のある内容ですね(*^_^*)
  • 更新時間
  • 2024-04-30 8:46
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